4/13/2014

伝統医療というもの

中間報告を控えていながらも、行動力は衰えません。

発表資料は作ったし、準備はそこそこ万端!

今は新プロジェクトに精一杯の、やまたつです。


さて、その新プロジェクトですが、何かというと。。

Traditional Medicineの知識を習得し、村の人々に広めること。

言ってしまうと伝統医療の道を極めるというものです。

なぜかって?

村では伝統医を信じる人々が未だに多くいます。

それもそのはず。

病院に行っても自分の症状の原因がわからないまま薬を処方されて、帰される。

薬を飲み続けても症状は良くならない。

また病院に行くが、大した治療もされず、同じ薬をもらう。

こんなことの繰り返しでは良くなるわけではありません。

だから人々は村の伝統医のところへ足を運び、治療を受けるのです。

伝統医たちは親身に話を聞いてくれるそうです。

そして、薬草の処方やその他様々な治療を施してくれるのだとか。

今日、その治療のひとつを見学することができました。

患者は銀行に勤めるエリート。

自分の身に何らかの危険が迫っているのか、家と自身を守る施術を依頼しに来たのだそう。

さっそくDr Kayange氏の施術がスタート。

まずは怪しい黒い粉(何かの植物らしい)と同じく怪しいオイル(これも植物由来)を混ぜ合わせて薬を作ります↓
 


 
その後、彼の関節あたりに軽く切り口を作り↓
 

グローブするところは合格ですね、病院ではたまに看護師がグローブしていないこともありますので。。
 
 
足首や膝、肘や首にも。。
 

 
最後に怪しい薬を刷り込んでいく↓
 

 
なんとも怪しい施術。。

この後、1日洗ってはいけないのだそう。

体内に薬の効果を浸透させて、次の日に洗い流して完了みたいです。

これで、誰も彼を傷つけられなくなるのだそうです。

ホントかと疑ってしまう施術。

未だにマラウイはこうゆうのを信じている人が多くいます。

村だけでなく都市にも。

ちなみに僕はこうゆうのをやるのではなく、自然から採れるハーブや薬草、樹木や根を使って薬を作ることを学びます。

北部州伝統医協会にも正式に入会できることになりました。

すべてはマラウイアンのため。

彼らが信じるものを僕も信じてみようと思います。

だって、僕はマラウイにいるんだから。
 
 
北部州伝統医協会の会長Dr Kayange氏と↓
 

 

~今回のレシピ~
百聞は一見に如かず、百見は一体験に如かず


いつも心からの応援ありがとうございます↓

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