11/26/2013

思うこと。

今は季節の変わり目。
 
雨も降り始め、雨季が始まりました。
 
雨の後は涼しくなるカロンガから、やまたつです。
 

最近はやることがそこそこ多いというのもありますが、考えることが多いです。
 
任国へ派遣前に僕たちJOCVは二本松か駒ヶ根で約2ヶ月の派遣前訓練を受けます。
 
そこで言われることが"継続性を考えた活動"
 
つまり、2年間活動し帰国後も残るような仕組みを作ることを目標にしなくてはいけません。
 
確かに僕らがいないとできないことを教えてあげても帰国後は誰もやらないですよね。
 
で、実際に赴任してから半年が過ぎ、その間いろいろ試してはみたものの、あまり達成感がない現実。
 
原因は多々考えられますが、大きく分けて2つあると思います。
 
1、病院スタッフのやる気が乏しい。
 
2、僕自身の中で自分の活動に確信の持てないまま実行しているので、全力を出し切れていない。
 
1については僕の力じゃどうにもなりません。
 
人の行動を変えることはマラウイでも日本でも難しいものです。
 
やはり一度、自分の身に降りかかってみないと人は変われないんです。
 
こればかりは2年でどうこうできる問題ではないので。。
 
2については僕自身の問題です。
 
国が違う、文化が違う、食事が違う、何もかもが違う中、これだと確信を持って活動していくことは至難の業です。
 
ほとんどと言っていいほど、手探りと行動を同時進行しています。
 
僕は考えるのが苦手です。
 
じっと考えているよりも行動するタイプの人間です。
 
どんどん体当たりで突き進んでいくスタイルが自分には合っているんだと。
 
継続性を考えていると自分らしさを失うことに気づきました。
 
少しでもいい、ほんの少しだけでもいいからここマラウイに自分がいた事実を残したい。
 
そんな思いを内に秘めて、新たな活動を開始しました。
 
村でのクッキングデモンストレーション。
 
直接自分で村に出向いて、栄養価の高い"モリンガ"という植物を使った料理教室&栄養の話。
 
翻訳とお手伝いは僕の自宅のガードマン。
 
彼の村を主に活動先としてやっていきます。
 
まだ駆け出しですが、少しずつカタチになっていくように頑張ろうと思います。
 
2年後、こんなすごいことをやったんだ、と胸を張れる自分がいなくてもいい。
 
身近な人に少しでも影響を与えられたら自分としては合格かな。
 
記録に残ることはもちろん大切ですが、僕は"記憶に残る"活動をしていきたいと思います。
 
僕のガードマンの娘↓とってもシャイな女の子。いつまでもこうゆう子が笑顔の絶やさない国になっていきますように。
 

~今回のレシピ~
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11/16/2013

日本の病院、マラウイの病院

最近は本当に停電が多いです。

この時期、停電して扇風機が使えなくなった夜はリアルに眠れない、やまたつです。


今回はタイトルにあるように、日本とマラウイの病院の違いを書きます。

えー、まずはオペ室↓



ん?

ここオペ室です。

もう、何て言ったらいいかわからないほどです。

機材が少ない、不衛生。

こんなところでオペしたら何かの感染症で死にますよ。

事実、オペ後に亡くなってる患者いますから。

ちなみに日本のオペ室と違って、簡単に出入りできてしまう。

問題ですね。

次に、これは何だと思いますか?↓



これは遺体を安置しておく冷蔵庫です。

内部温度計によると、25℃だそうです。

これ、ダメですよね。。

ちなみに3体の遺体しか入らないため、1日に3人以上亡くなったときは上に重ねていきます。

僕は5体を見たことがありますが、もう言葉になりません。

あと、遺体を洗浄する部屋の扉にはこんな注意書きが↓



家から遺体を持ってきてはいけません。

ほんまかいな?!

でも書いてあるということは、事実あったのでしょう。

日本で病院に遺体を担ぎ込む人がいたら、異常事態ですね。

そして、驚いたのはコチラ↓



これはPlacenta dump、いわゆる胎盤捨て場。

日本では母親の出産後、胎盤は医療廃棄物として処理されるようですが、ここでは埋め立てです。

古き良き時代の便所と同じ仕組み。

しかもマラウイは年中ベビーラッシュなので、たくさん処理されるのでしょう。

古いほうは満杯になったから、現在新しいのを作っています。

もう、すごいです。

また新しい発見があったらブログ書きます。


~今回のレシピ~
自分のものさしを伸ばすのは経験以外にない
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11/13/2013

あげる側ともらう側

首都での用事も終わり、任地に帰ってきました。

もう2日かけての上京に慣れきっている、やまたつです。


以前、僕が管理栄養士として働いていた[湘南鎌倉総合病院]から、マラウイ首都にあるKamuzu Central Hospitalに人工透析機が10台入りました。

マラウイ全土でもここにしか人工透析機はありません。

そして、しっかりと稼働していました↓


もちろん、先週入ったばかりなので稼働していなかったら問題ですが。。

日本から機械と一緒にスタッフも来ていたので、今回お話しすることもできました。

このプロジェクトは、2年ほど前にスタートしました。

マラウイから医者と技術者、看護師を湘南鎌倉総合病院へ招き、数ヶ月トレーニングをして帰国。

その際、人工透析機も寄贈するというものです。

費用はもちろん病院負担。

人工透析機を含めて、どのくらいのお金が動いているかわかりませんが、安くはないでしょう。

徳洲会のアフリカ人工透析支援はマラウイだけではなく、その他数カ国も同様のことをやっています。

当時、食事を普通の職員食とは別にマラウイスタッフ用を用意していたので、僕はよく覚えています。

そのとき、アフリカで人工透析が必要なのか、疑問でした。

アフリカのイメージは低栄養に苦しむ人々だったので。

しかし、実際アフリカに来てみると、確かに需要はありました。

今後は治療件数を増やすために、ますます使われていくでしょう。

これは一見すると、とてもいいことです。

今までは腎臓病を患った人は助かりませんでした。

ここマラウイでは。

でも、今は違います。

シャント造設の手術をうけて、人工透析を受けることができます。

しかも、ここは政府系の病院なので医療費はかかりません。

徳洲会はアフリカで腎臓病に苦しむ人々を救う。

いいことです。

が、ここでドネーションの大きな問題があります。

それは"現場を知らない"こと。

マラウイの医療事情を本当に理解したうえで人工透析機を寄贈したのでしょうか?

あげる側の都合だけしか考えていないのではないでしょうか?

僕が半年マラウイで活動していて得た医療事情は下記です。

1、保健省からの予算が安定していない。

2、薬や医療機器はほぼ全てNGOからのドネーションである。

3、医師免許を持っているドクターはごく少数であり、患者に十分な医療サービスが行われていない。

などなど。

1、2の要因から、病院では薬や医療機器の在庫切れが頻繁に起こります。

最近は血糖値を測るために使うカートリッジがないため、患者の血糖値を測ることができません、マラウイほぼ全土の病院で。。

話は人工透析に戻ります。

人工透析では、血液をろ過するためのダイアライザーをはじめ、いろいろな消耗品が使われます。

いったいこれらの消耗品はどこからくるのでしょう?

徳洲会が援助するのでしょうか?

いつまで?

はっきりと言いますが、国家予算の約6割を外国からの援助で賄っているこの国で、高価な医療機器は買えません。

ドネーションでもらうしかないのです。

ですがドネーションする側、つまり"あげる側"の事情でストップすることも起こり得ます。

ずっと援助していくなんて不可能ですよね。

これはマラウイの大きな問題で、医療に限らず、様々なことが安定供給されません。

徳洲会が消耗品を援助するとして、もしその援助がストップしたらどうなるでしょうか?

人工透析機は使えなくなり、シャントを作った患者さん達は透析を受けられなくなります。

それは死を意味します。

援助ができなくなったので死んでくださいというのは、あまりにも無責任すぎます。

どうなるのでしょう?

先のことはわかりませんが、半年、1年後に再訪したいと考えてます。

どうか続いてください。

FREEで継続できることって、本当に少ないと思います。

"あげる側"と"もらう側"

双方の需要と供給のミスマッチ。

国際協力の現場において、こうゆうの多いと思います。

あげる側は、もっと現場を知ってください。

もらう側は、もっと発信してください。

僕がブログを書く理由。

こうゆうことかもしれないですね。

もっと発信していきます。

答えを探しながら。



〜今回のレシピ〜
答えがないのも、答えのひとつ

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11/05/2013

ないものはない


首都に来ています。

参加するはずのバザーの日程を間違えて上京してしまったため、特に予定のない、やまたつです。

偶然、首都近くのDowa県病院で5Sの研修があるので、飛び入り参加を狙います。


マラウイで生活してると、どうしても日本と比べてしまうことが多くあります。

日本ではこうなのに。

日本だったら。

日本にはあるのに。。

でも、現実としてここは日本じゃありません、マラウイです。

日本ではある程度お金があれば、大体のものは手に入ります。

ここマラウイではいくらお金を積んでもないものはないんです。

日本にいたときも感じていたことでしたが、マラウイに来ると、より深く思います。

"物がある素晴らしさ"

"選べるという贅沢"

【なにもない】ということがここにはある。

やっぱりマラウイに来てよかった。

そう思える日々です。


〜今回のレシピ〜
お金は必要だけど、重要ではない

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11/03/2013

KAIZEN

最近、暑さのせいか食欲が減退気味です。

特に油っこいマラウイ料理がキツイ、やまたつです。


僕の所属するキッチンには、職場環境の向上を目的としたWIT(Working Improvement Team)という組織があります。

といってもメンバーは4人の小さな組織ですが。

彼らを中心にキッチンの衛生管理などをやっているのです。

が、このWIT、僕が赴任してから機能していません。

先日、カウンターパートがミーティングでこのことをツッコミました。

後からメンバーに事情を聞くと、ボランティアでやっていることなのでモチベーションが上がらないとのこと。

確かに、給料上がるわけでもないことをやりたくはないですよね。

そこで、彼らWITだけ特別にバッジをあげてみました↓


他のスタッフからも欲しいと言われましたが、WITは特別なんだよと言って、やんわり断りました。

そして、もうひとつ。

Suggestion bordを作って、誰でも職場の環境に対して意見を言える仕組みを始めてみました↓



これは4つのエリアに分かれていて、それぞれ;

1、Suggestion 改善テーマの提案

2、To do その提案に対してすべきこと

3、Doing 現在、行っていること

4、Done すでに終わったこと

を意味しています。

このSuggestion bordの目的は、みんなが自分の職場のことを考えて、すべきことを目に見えるよう明確にし、実際にやっていることをみんながわかるようにするためです。

そして、毎週金曜日にあるミーティングでその週のアクティビティについて話し合う予定です。

終わったアクティビティはファイリングして、月末に何件のアクティビティをこなしたか、評価したいと考えています。

数字で評価できたらWITの功績にもなります。

まだ駆け出しで、上手くいくかはわかりませんけどね。

少しずつアシストしながら見守っていこうと思います。


~今回のレシピ~
問題を発見するところから問題解決は始まる。