12/28/2015

Ossobuco オッソブーコ〜仔牛スネ肉の煮込み〜

【イタリア ミラノ・ロンバルディア州】


ミラノを代表する料理で、仔牛のスネ肉を厚めの輪切りにしてトマト、白ワイン、ブイヨンなどで煮込む。

盛り付けの際にグレモラータ(にんにく、レモンの皮、パセリを刻んでバターで炒めたもの)を散らし、黄金に輝くミラノ風リゾットと共に。

骨の髄までトロトロで、ソースと共に食べると病みつきになるほど。

Ossoは骨、Bucoは穴を意味し、直訳すると"穴の空いた骨"という料理名。

食べ終わった後の残った骨を見て名前が付けられたんだとか!

髄を食べるときに使うスプーンは徴税人と呼ばれていて、金融都市ミラノを反映している。

まさに骨の髄まで吸い取るみたいな。。

これからも3分程度で読める記事にて世界の食を発信していきます。

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12/26/2015

2015年のクリスマスを終えて

最近はコタツのに半身を入れ、眠りにつくことが多くなりました、やまたつです。

昨日でクリスマスも終わりましたね。

日本人にとっては1年のうち主に恋人同士のイベントとして認識されているクリスマス。

海外、特にキリスト教の国では家族のためのイベントなのです。

イベントと言っては失礼かもしれないので、宗教上最も大切な行事と言っておきましょう。

さて、そんなクリスマスを皆さんはどのように過ごしたでしょうか?

イエスの誕生を、、という少し難しいことを考えながら過ごした人は少ないのかなって思います。

僕はというと、お仕事してました。

人生で初めてレストランのサービスという仕事をさせてもらっているので、クリスマスは休み取れないのが現状です。

サービスする側が休んでサービスされてどうするんだって話ですよね。

僕はまだまだ新人なので、先輩(というか上司)のサポートをしつつお客様の様子をチラチラ見てました。

クリスマスディナーコースはトリュフを贅沢に散らしたリゾットにローストチキン添え!

なんて贅沢!

トリュフが華やかに香り、雪をイメージして降らせたパルミジャーノ。

そこに豪華に君臨するローストチキン。



クリスマスを祝うに相応しい料理でお客様を迎え入れました。

人の幸せを祝うことは正直言って楽ではありません。

自分の行ったひとつの行為が料理を含めすべてを最悪な印象にしてしまいます。

僕は至らないところがまだ多くあり、よく先輩、店長に諭されています。

でも少しずつですが、人(特にお客様)の行動・感情心理がわかりつつあります。

今の店長を人としてすごく尊敬していて、彼の主張がとても学びになります。

「僕らサービスの仕事はお客様にとって最高の空間を作ること。僕らは料理を作ることはできないけど、その料理に言葉のスパイスを加えてさらに美味しくすることができる」

最近ビビッときた店長のセリフ。

その逆も然りで、僕らは料理を不味くすることもできてしまう。

ここは気をつけないと。。

料理に言葉のスパイスを加えるためには、もっと幅広い料理・食に関する知識と合わせるワインについても知らないといけない。

僕にとってはまだ難しいサービスという仕事をしつつ、日々勉強だなと思ったクリスマスでした。

レストランを運営することの難しさ、人に何かを売り込む楽しさを実感してきています。

僕はとても好奇心旺盛なので、あれこれいろんな分野を勉強してかじっていますが、比重を少し変えないと、と思いました。

大変なことも多いけど、全くの畑違いに踏み込んでみて良かったと思える環境にいます。

という、2015年のクリスマスを終えた感想でした。

最後に僕の尊敬する人のひとり、栗城史多さんの言葉を借りて。

〜今回レシピ〜
一歩を越える勇気

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12/16/2015

マラウイがTVで紹介されました!

暖冬の影響なのか、最近はコタツのみで過ごしています。

休日はもっぱら最寄りの図書館に入り浸っている、やまたつです。

先日、地上波でマラウイが紹介されました。

TVを持っていない僕は当然見ることができず、YouTubeにて鑑賞しました。

マラウイで自動車の修理販売をする玉利國男さん。

僕がマラウイにいた時にはすでに工場があったみたいけど、僕は知らなかった。

もし知ってたら会いに行ってたな、残念。

さて、この番組は本当にマラウイをよく反映してます。

以下、箇条書きに書きましょうか。

【変な名前の人が多い】
ほんとそう!僕の友達にはSujio(英語でProblemの意味)さんとか普通にいる。

【警察官が頼りない】
よく犯人逃すし、中々捕まらない。警官が賄賂を要求してくることもあるが、強気でいると諦めるという気の弱さ。

【ティーは激甘】
ただでさえ茶葉の質が悪いのに、それをケチって使うため紅茶の風味は皆無。砂糖の甘さだけ。そして、砂糖が溶けきらずに底に残る。

【仕事中にサボるのは当たり前】
寄り道、休憩から直帰、ミーティングに来ないのは当たり前。事前の連絡もない。だって携帯電話のバッテリーは半日くらいしかもたないんだから。

【基本的に嘘つきが多い】
都合が悪くなるとすぐ嘘をつく。しかもバレバレは嘘。呆れてしまいます。

【街中の自動車はだいたい窓ガラスにヒビが入っている】
VTRにも何台か自動車が出てきたけど、ヒビ入っているのに気がつきましたか?玉利さんの工場まで案内してくれたパトカーはフロントガラスがバリバリでしたよ。

他にもいろいろありますが、日本とはかけ離れ過ぎた環境があるマラウイ。

よくここに2年暮らしてたなって自分でも思います。

日本に帰ってくるといつも感動することだらけです。

でもマラウイの、アフリカの開放感になれてしまってからは、たまに日本の柔軟性の効かない環境に窮屈さを感じます。

でも今は次の海外へのステップのため日本で下積みです。

玉利さんのように海外で活躍する日本人をもっと日本の人に知って欲しいし、自分もそうなりたいと思います。

マラウイのスローライフが懐かしい今日この頃。

ぜひマラウイの番組を見てください↓


〜今回のレシピ〜
毎日笑えるように生きる

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12/11/2015

南アフリカワインに触れる

冬の軽井沢において、雪じゃなく雨が降ると少し嬉しい、やまたつです。

本日の午前便にてついに届きました!


先日受験した南アフリカワイン検定の合格認定証とバッジ。

試験自体はとっても簡単で、落とすためのものではなく、受験者が南アワインへの愛着を持ってもらうことを目的としています。

なので、特別な資格ではないですが、一応南アワインに関してはセミナーもできるしプロとして活動できるお墨付きをもらったわけです。

しかし、問題が。。

日本にそれほど南アのワインが多いわけではないので、なかなかお目にかかることがない。

もちろんAmazonとかでは購入できますが。

南アワインはコストパフォーマンスがとてもよく、大体のものが3000円以内で買えます。

そして南アワインを語る上で欠かせないのがピノタージュというぶどう品種。

ピノ・ノワールとサンソーを掛け合わせて南アで作られた独自品種です。

これがまたフルボディで、かつベリー系果実の酸味と甘みがしっかり乗ってくる。

ほのかに感じる土臭さがスペインのテンプラニーリョにも似ています。

僕はこの重めの土臭さが好きなのでピノタージュにはしっくりきます。

イオンで安く売ってる南アワインのピノタージュもそこそこ良いので購入してみては?

ただ、少し若い気がしますが。

これから僕がやりたいこと、南アのワインを通して南アを、アフリカを多くの日本人に知ってもらいたい。

日本人がアフリカに対して持っているイメージ、紛争、貧困、飢餓っていうのを変えたい。

僕がいたマラウイは世界最貧国で、超絶貧乏だけど、みんなの笑顔は日本の都会の人よりも輝いてた。

"食を通して世界を知る"

何度も言っていますが僕の人生のテーマです。

世界の多様性は本当にオモシロイ!

いろんな国のいろんな文化、食、暮らしを知ってより豊かな心をみんなが持ってくれたら嬉しく思います。

これからもどんどん発信していきますよ!

〜今回のレシピ〜
違いを知ると選択肢も増える

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12/10/2015

クリスマス聖歌礼拝@軽井沢高原教会

冬の軽井沢は本当に寒いです。

最近は朝起きてすぐにコタツへ潜っている、やまたつです。

先日、イルミネーションを見に軽井沢高原教会へ行ってきました。

結婚式を挙げるのに有名な、大正時代から続く歴史ある教会です。


写真じゃあまり伝わりませんが、その場の雰囲気はとても幻想的!

ここで結婚式を挙げたい人の気持ち、わかります。

さて、クリスマスまでの期間は毎週火・木に聖歌隊による聖歌礼拝をやっています。

せっかくなので参加してみることに。

リハーサルの段階から教会内に入れてくれて、時を待つこと数分。

リハーサルといえど、聖歌隊の方々は本気なのでとても綺麗で、心に響く歌声が届きました。

雰囲気からか、自分の感性が高いのか、感動して涙しそうになりました。

でもこれはリハーサル、ぐっとこらえて時を待ちます。

20時になり、本番。

クリスマスの誕生秘話を含めた聖歌礼拝。

やっぱり涙してしまいました。

クリスマスの起源は2000年も前。

そのころは街にイルミネーションもなく、人々は静かに家族とクリスマスを祝っていました。

とても幸せな時だったでしょう。

それから2000年が経ち、人々の生活は驚くほど便利になり、街には物や光に溢れています。

それでも日本では年間約3万人もの人々が自らの命を絶ってしまう。

何が彼らをそうさせるのか?

自分がこの世の中にいてもいい存在なのだという証が見つからないのか?

クリスマスは誰もが愛された存在なのだということを意識する大切な日。

キリスト教の人に限らず、すべての人に意識してほしい日だと思います。

恋人と過ごす人、友達と過ごす人、家族を過ごす人、そして一人で過ごす人。

クリスマスは電気を消して、キャンドルの灯りで過ごしてみてください。

僕がアフリカ・マラウイにいた時は夜でもしょっちゅう停電したので、キャンドルナイトは日常でした。

日本に帰ってきたら意識的に電気を消さない限りキャンドルナイトはできません。

たまにはゆっくりとした時間の流れを感じる時間を作りたいですね。



〜今回のレシピ〜
僕もあなたもここにいていい

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12/08/2015

結局、、、

えー、お久しぶりです、やまたつです。

わかっています。

皆さんが言いたいこと。

「新サイトを立ち上げといて、過去のブログに戻ってきたの?」

その通り、このグーグルブログがやっぱり使いやすいとです。

ということで、再びこっちを強化していきたいと思います。

すみません、右往左往して。

これからはココでいろいろカテゴリーごとにブログを更新していきたいと思います。

今は以下のことについて考えています↓
・ワインに関すること
・国際協力、アフリカ事情
・自然環境、持続可能性
・世界の食文化や多様性
・日常のほっこりする話

ということで、今後もよろしくお願いします。

引き続き"幸せのレシピ"も書いていきます。

〜今回のレシピ〜
原点回帰という名の再スタート

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