マンゴーパンを試作しながらブログを書いています、やまたつです。
昨日、とても悲しいことが僕の耳に飛び込んできました。
僕の自宅警備員の妻が助けを求めて僕の家まで来たのです。
よくよく事情を聴くと、どうやら彼(夫)は5月から家に帰っていないとのこと。
当然、僕が払っている彼への給料は妻にはいかず、彼女は2人の子供となんとか暮らしていました。
でも、近所の人から助けてもらうのにも限界がきたようです。
なぜ彼は妻のところへ帰らないのか?
彼には2人の妻がいます。
そう、彼女は2人目の妻。
彼は1人目の妻のところへ行ったきり、2人目の妻のもとへは帰っていないのです。
そんなこと今までなかったのになぜ?
彼は忠実に働いてくれる、マラウイアンとしては珍しいほど真面目です。
でもなぜ?
話を聴くと、1人目の妻がアフリカンドクターのところへ行き、夫を独り占めする薬(呪文?)を処方してもらったようです。
そのせいで彼の気持ちが変わってしまったのだと。
とても信じがたいですが、事実なようす。
そして、1人目の妻は2人目の妻のことを「HIV患者だ!」と周りに言ってまわっているとのこと。
当然、彼女はHIV陽性ではありません。
そして、2人目の妻は現金収入のないまま半年も2人の子供と苦しい生活を耐えしのいでいたのです。
これを聴いたときはかなりショックでした。
しかも2人目の妻は近所の人から「夫に捨てられた妻」として笑いものにされているのです。
現金収入を持たない女性がどうやって子供2人を育てていけばいいのでしょう?
この写真を見てください↓
屋根から隙間が見えます。
これから雨季になるので、雨が降ったら家の中に入ってくるでしょう。
日本で考えるのとは大違いなくらい激しい雨です。
安心して暮らす最低限のことすらできないという事実。。
明日、彼も含め話し合う予定です。
それにしても、男という生き物は。。
僕も男ではありますが。
男がお金を持てば、酒かタバコか武器に使う。
もちろん全員ではないですが。
現在も止まる事のない戦争、紛争、テロ。
この不都合な世界を作り上げたのは男なのではないでしょうか?
女性は社会から遠ざけられ、家庭に入ることを余儀なくされているのが現状です。
この世界を救う道があるのだとすれば、女性がその鍵を握っていると僕は思います。
女性を支援するシステムをもっと整えない限り、日本を含め世界が良くなることはないのではないでしょうか?
にしても、マラウイって奥が深すぎてわからん。。
〜今回のレシピ〜
女性に権利を!
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