11/22/2014

考えてほしい途上国の現状

任地カロンガは去年よりも初雨が早いです。

雨上がりの涼しさが嬉しい、やまたつです。


まず最初に下の写真を見てください↓
 


段ボールに詰め込まれたガイドラインやアセスメントの冊子。

これ、全部使われていません。

国際援助機関からの寄付や政府から配布されたものです。

僕の配属先は県の中央病院なので、支援物資は一旦すべてここに集まります。

その後、各地域のヘルスセンター(中・小規模病院)に配られるのですが、大量の物資をどこにどれだけ配れば良いかなんて適当だし、配るための交通手段がない、ガソリンがないなどの理由で配られないこともしばしば。

そうなると、中央病院に在庫が山積みとなり、古いものは処分したいが国際援助機関からのものはそう簡単に廃棄できず、保管場所がなくなっていく。。

という負のスパイラルに陥ります。

こうゆう現状を国際援助機関は知っているのでしょうか?

というか知っていて当然ではないでしょうか。

マラウイの予算のなさはピカイチです。

本当にお金ないです。

そこまで考慮して、末端の機関まで物資を行渡らせるのが国際機関なのでは?

と疑問が尽きません。

たまにマラウイアンが被害者みたいに思ってしまいます。

手を差し伸べるなら中途半端にしないで、最後まで助けてあげてください。


〜今回のレシピ~
やると決めたら最後までとことんやる

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