11/17/2014

マラウイで感じる幸せな日々

こちらマラウイはマンゴーの美味しい季節がやってきました。

毎朝食べるマンゴーに癒されている、やまたつです。


任期も半年を切り、帰国のことを考えていると、マラウイ生活を振り返る時間が多くなっていることに気が付きました。

初めてのアフリカ大陸。

思えばJOCVに応募するとき、第一希望は中米のグアテマラだった自分がいました。

アフリカには来るつもりありませんでした。

しかし結果、蓋を開けてみれば派遣国はマラウイで、アフリカ大陸。

これも何かの縁と思い、マラウイへ行くことを決意しました。

というか、物事上手くいかない方がワクワクする自分がいます。

自分の決断とは裏腹に、両親や親戚はかなり心配そうでしたが、しっかり背中を押してくれたことには感謝です。

そして、いざアフリカ大陸、マラウイに降り立ってみると、目の前に広がる大自然と発展しきっていない都市に世界最貧国というフレーズが頭をよぎりました。

それからは苦労の連続。

英語もそこそこなのに現地語の習得を余儀なくされ、コミュニケーションの壁にぶち当たりました。

でも、僕は人が好きという性格もあり、毎日のあいさつやマラウイアンとのおしゃべりで日常生活する分には困らないだけの現地語は覚えました。

しかも、2種類の現地語(北部のトゥンブカ語、中部・南部のチェワ語)をだいたい話せる"なんちゃってバイリンガル"になれました。

まぁ、マラウイでしか通用しませんが。。

配属先はマラウイ北部のカロンガ県の県中央病院。

毎日1000人ほどの患者が来る病院はとても忙しく、予算も医療器具も不十分。

1日平均3〜4人の患者が亡くなることに、何もできない自分が本当に無力に感じられました。

マラウイでは死と向き合う回数がとても多いです。

人っていつ死ぬかわからないと本当に実感しています。

だからこそ、日々の小さな幸せを周りの人と共有する時間って大切だなーって思います。

1年半を振り返って、自分がマラウイの人々へ何ができたかわかりません。

これから何が残せるかもわかりません。

ボランティアとしてマラウイに来て、僕はいろんなモノをもらってばっかりの気もします。

目に見えるものよりも、目に見えない大切なモノを。

マラウイアンからも日本で応援してくれているみんなからも。

こんな幸せな時間を生きることができるのも支えてくれる人達のおかげです。

もちろんストレスを感じるときもあるし、怒ることもあります。

良い事ばっかりだと幸せって感じなくなりますからね。

「帰国するの楽しみに待ってるよ!」

「飲み行こうね」

「いろいろ話聞きたいな」

みんな本当に僕の帰りを待っていてくれている。

無事に任期を終えて、みんなと再会できる日を楽しみにしています。

最後に日々自分で意識している行動を少しご紹介♪

1:毎日、行き交う人たちとあいさつ&ボー(親指立ててグッドサイン)
2:朝日が昇るのを見て、夕日が沈むのを眺める
3:しんどい時は無理せず休む
4:毎日小さな幸せを探す
5:常に好奇心のアンテナを張り、ワクワクの感覚を研ぎ澄ます
6:チャンスは逃さない、迷ったときはGO!
7:自分はできると思いこむ
8:感謝の気持ちを忘れない
9:人と過ごす時間を大切にする
10:自分は今を生きているこという事実を実感する


P.S
マラウイ湖もこうして見ると海っぽいでしょ?
 
〜今回のレシピ~
人生は楽しいと思えば、いくらでも楽しめる

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