同任地で活動している先輩隊員が帰国した後、その家をそのまま引き継ぎます。
今の狭い、暑い、家賃が高い家から抜け出せるのが嬉しい、やまたつです。
さて、2014年はマラウイ独立50周年にあたります。
1964年7月6日マラウイはイギリスから独立しました。
50年といえば半世紀。
半世紀あればすべてが目まぐるしく変わっていくでしょう。
では、マラウイは?
うん、変わった、と思いたいです。
どこか一進一退の気もしますが、街は少しずつ変化しています。
以前、担当調整員から送られてきたメールに、ある新聞のイラストが添付されてきました。
とてもシュールですが、現在のマラウイを見事に表現していると思います↓
独立から50年経った今も国家予算、食糧や教育、インフラ整備など他国の援助に頼っています。
そう、国は貧困のまま。
その横で"Cash gate"という国家予算の横領があったり。。
このイラスト描いた人はマラウイアンでしょうか?だとしたら、自分の国をよく理解している人でしょう。
同じ50年でも日本は大きく変わりました。
戦後の復興、目まぐるしい経済成長などなど。
マラウイとの違いはひとつ、"国民の意識"です。
大切なものを失って、はじめて人は次の行動を起こします。
日本は戦後、多くのものを失いました。
だからこそ急成長できたのだと思います。
しかし、マラウイでは失う前に他国からの援助が入ってしまい、危機に晒されることはないに等しい状況です。
国が自立する力を援助が奪う。
そんな縮図がマラウイには存在しています。
援助が気付かぬうちに呪縛へと変わってしまったのか。。
今後のマラウイは果たして。。。
~今回のレシピ~
差し伸べた手は、いつか離してあげる
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