来週の隊員総会ではマラウイ隊が全員集まっての一大行事のため、そこそこ忙しくしている、ボランティア会長のやまたつです。
先日Facebookに投稿した記事が思っていた以上に大きな反響だったので、ブログにてもう少し書きたいと思います。
まず、嬉しいことに母校の恩師から帰国後の講義依頼をされました。
天使大学の栄養学科4年生向けの"国際栄養学"という90分の講義です。
もとを辿れば、僕が青年海外協力隊を目指すきっかけをもらった講義です。
講師は元協力隊でパナマに栄養士として活動されてた方。
やはり、体験談を聴くというのは本当に刺激になります。
僕は小さい頃から好奇心旺盛な性格なので、この授業にとても興味を持ちました。
世界には貧困や飢餓が存在して、日々の食事もままならない人たちがいる。
一方で日本は小さな島国にもかかわらず、食べ残しができたり、期限切れで廃棄する食べ物が多くあるという現実。
メディアや本を通して、世界のことを知った気でいましたが、イマイチ実感が持てずにいたあの頃。
実際に自分の目で見て、音を聞いて、匂いを、そして感触を肌で感じたい!
そう思い協力隊を通して海外へ飛び出す準備を始めました。
始めに応募したのは実は卒業と同時。
栄養士経験などもちろん無く、1次試験で落とされました。
その後、病院で管理栄養士として就職し1年、2度目の応募をしました。
その時は2次試験まで突破し、結果は"補欠合格"。
合格基準には達しているので、辞退者が出れば派遣というかたちでした。
しかし、お呼びがかかることもなく。
3度目は挑戦する前から合格する気持ちでいました。
病院で働き始めて2年。
本当に忙しい職場だったけど、親切な先輩たちや同期に支えられて多くの経験を得ることができました。
自分からやりたいって言えばどんどんやらせてくれる職場環境、とても恵まれた2年間でした。
そう、僕が今マラウイで青年海外協力隊として活動するまで、このような経緯がありました。
そのきっかけをくれた講義に自分が呼ばれて、学生にお話しできる機会を与えられるとは嬉しい限りです。
僕の話を聞いて、少しでも世界に興味を持ち、海外へ飛び出す人がひとりでもいたらと思います。
詳しい日にちはまだ決まっていませんが、来年の11月か12月のようです。
安定していた病院管理栄養士という肩書を捨てて、海外へ飛び出すときは何というか簡単でした。
自分でした決断、自分で勝ち取ったチャンスだと思っていました。
でも、いざ日本を離れてみると、日本で生活していた時には感じることのないストレスに悩まされ、マラウイアンの態度に憤慨し、何もかもが上手くいかない日々でした。
そんな時にいつも励みになっているのが両親からの手紙だったり、友人や元職場の人たちからの応援メッセージだったり、Facebookのコメントだったり。。
海外に来て、今すごく感じているのは"たくさんの人に支えられて生きている"ということ。
人は本当に独りでは生きていけないということを実感しています。
簡単に海外へ飛び出したと自分では思っていました。
自分で決断し、チャンスを掴んだと思っていました。
が、その後ろでどれだけ多くの人が僕を支えてくれ、背中を押してくれたか。。
感謝ってどれだけしても足りないんだと思います。
ここからはこれからの話。
帰国後はどうするの?という質問をよくされます。
自分でもある程度考えていましたが、最近はよりクリアになってきました。
帰国後の2年は日本で働きます。
おそらく関東圏で。
その間に協力隊の体験談を多くの人に伝え、お世話になっている人たちに恩返しをしたいです。
そして、一番はやっぱり両親。
一緒に箱根旅行に連れていくのが僕の夢であり、目標です。
その後はインドへ行き"アーユルベーダ"を学びに半年ほど留学したいと思っています。
いわゆる予防医学です。
それが終わったら日本へは帰らず、南アフリカで仕事をしながら数年暮らしてみたいと考えています。
こうやって自分のやりたいこと、目標を言葉にすると叶うって知ってるから。。
これからの自分の人生、ワクワクが止まりません。
日々に感謝、人々に感謝!
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
〜今回のレシピ~
Ubuntu、あなたがいるから僕がいる
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