7/27/2013

5S研修@ムジンバ ~5S lecture at Mzimba~

トゥンブカ語(現地語)の大切さを再認識し、少しずつではありますが勉強してます。

英語もトゥンブカ語もとにかく読んで、書いて、話して覚えています、やまたつです。


今月は2回にわたって5Sの研修がムジンバ県病院でありました。

5Sというよりは問題解決の手法を紹介して、一緒にワークショップをやるというもの。

普段からあまり仕事における問題点を意識していないのか、マラウイアンたちは一生懸命頭を使っていました。
一応、形のうえでは改善目標を立てて、期限も決めて、これから問題解決に向けて行動できる体制が整いました。

が、僕が思うのはフィッシュボーンやロジックツリーなどの問題解決の手法をやる前に、もっと大切なことがあるのではないか、ということ。

5Sを学んでいる人達が、ティータイムのときに出てくるドーナッツの袋を平気で外にポイ捨てする。

平気で時間に遅れる。

お昼時だけ現れて昼食をとり、帰る。

僕はこういう小さなところから改善(KAIZEN)していくべきではないかと思うのです。

小さいときからの教育の問題で片付けてしまうのでは何も変わりません。

もし本当に彼らが自分達の職場の問題点を改善したいのであれば、まずは時間を守ったり、ポイ
捨てをやめることから始めなくてはいけないでしょう。

次回は12月。

それまでに達成目標をクリアできるのか、期待せずに待っています。


~今回のレシピ~
問題解決は足元から

I realized that tumbuka language, which is the local language of the north region in Malawi, is important for me again.
I do that read, write, speak about tumbuka and English to remember. I am YAMATATSU.
This month, I had the 5S lecture twice in Muzimba District Hospital.
We learned about problem solution method and how to do some workshops.
Every Malawian thought about it so hard. I guess they don't use their brain usually.
They could make some targets and decided the limit somehow or other. So we started KAIZEN.
But, I think there are more important things before learning about problem solution method such as fishbone and logic tree.
Someone who learn about 5S throw the bag which was in doughnut away.
Someone came here late.
Someone came at only lunch time, and then went to back.
I think they should solve these small things at first.
It would not be change if they got it over as the education problem from childhood.
If they really want to improve their problems, they should start to solve these.
Next lecture will be held on December.
I expect that they can achieve the target until then.

~Recipe of this time~
To solve the problem from close to you

7/20/2013

ガーデン紹介と新たな試み~Introduce about my garden and my new challenge~

最近はいろいろなことに手を出し過ぎて苦労していましたが、それなりの収穫がありました。

それらは後日また改めて報告しますね。

やろうという強い意志があれば何でもできると思っている、やまたつです。


さて、家を留守にしていても庭の野菜たちは育つもので、今はマスタードの収穫時期となっています。

その他にもスイカ、トマトの花が咲き始め、いい感じです↓


バナナ君も4つ目の葉っぱが顔を出し、嬉しい限りですね。

ウォッチマンに収穫してもらい、先輩隊員の家に持っていったり、ウォッチマンの家族にあげたりといろんなところで活躍している野菜たちです。

彼がいつもいい仕事をします↓



さて、新たな試みとは"このブログを英語でも書く"ということ。

どうやらマラウイでもTOEFLを受験できるみたいなので、この機会にチャレンジしようと思うからです。

僕は特にライティングが苦手なので少しでも克服できたらなーと思っています。

かなりアクロバティックな英文になると思いますが、間違いなどありましたら訂正のメッセージいただけたら嬉しいです。

では、来週からまた出張頑張ります。


~今回のレシピ~
どんな挑戦も遅すぎるということはない。

Recently, I have been a great trouble, but I could get some outcomes.
Let me report these things another day.
I think that we can do everything if we have the enthusiasm. I am YAMATATSU.

Some vegetables, which are in my garden, have grown while I left my house.
Now the mustard season is coming.
It is also good that growing watermelon and tomatoes.
I'm glad that Mr banana makes 4 leaves.
My watchman harvested mustards and give me.
Then I shared these with my friends.

By the way, the new challenge is to write this blog in English also.
Because I'll try to take TOEFL test in Malawi.
I'm poor especially writing section in TOEFL test, so I think that I want to overcome it.
I wonder my English is sometimes odd so please correct it.
See you, I'll also do my best the visit from next week.

~Recipe of this time~
It's not too late that to challenge anything.

7/17/2013

JOCVに課せられたもう一つの任務

先週から先輩隊員の送別会のため、首都に上がっていました。

久々の首都Lilongweは都会だなーと実感。

まぁ、たぶん僕の故郷である釧路市の方が都会なくらい、マラウイの首都は小規模なのですが。

送別会のためだけに首都へ上がったものの、飲み過ぎと踊り過ぎのため大半の記憶を吹っ飛ばして帰ってきました、やまたつです。


さて、題名にもありますが"JOCVに課せられたもう一つの任務"について書きたいと思います。

知られていそうで知られていない重要任務。

それは、、

【2年間の任期を終えて、無事に帰国すること】

とっても重要な任務です。

もちろん、任期の間に体調崩すことも出来る限り避けなければいけません。

というのも、僕らが体調を崩して病院にかかるとき、その医療費には日本の皆様が納めている税金が使われるんです。

これは体調管理もJOCVの義務となるわけですよね。

マラウイでは特にマラリアに注意が必要です。

その他にも腸チフスや赤痢、狂犬病や黄熱病、A型、B型肝炎、おまけにHIV/AIDSなど病気が蔓延してます。

マラリア以外の病気はワクチンやその他の予防で防ぐことができますが、マラリアは厄介なんです。

ワクチンがないのはもちろん、僕の任地Karongaはマラリアを媒介する蚊が多いんです。

暑いからでしょうけど。

そこで登場するのが"メフロキン"

いわゆる予防薬です↓


これを毎週欠かさず飲むのと、蚊帳を使って寝ることが義務化されています。

先輩隊員に聞いたところ、このダブル予防でマラリアにかかる人はほとんどいないみたいです。

僕は2年間病院の世話にはならないということを目標に掲げています。

なぜなら、僕は病院所属なので内事情を知っているから。

入院したら別の病気移されたり、違う症状がでてしまうのではないかというほど、衛生面や治療に不安があるのです。

もちろん、僕らJOCVが入院するのはもう少し立派な病院ですが。

この国の医療水準はかなり低いので予防が生きる道です。

というわけで、しっかり予防して体調崩すことなく2年間の任期を終えたいと思います。

ちなみに、メフロキンは副作用も強く、人によっては合わない人もいるみたい。

僕は少し頭がぼーっとするのと、変な夢をみます。

悪夢だったり、おいしい夢だったり様々ですが。。

毎週どんな夢がみれるか若干楽しみでもあります。

ではでは♪


~今回のレシピ~
There is nothing like a dream to create the future.

7/11/2013

停滞期


今週末に行われる先輩隊員の送別会のため、首都へ向かっています。

僕の任地は遠いため、中間地点の街で一泊を余儀無くされます。

道中、ミニバスの中で“同時多発ゲロ”に見舞われました。

僕の隣と前の2名、合計3名が乗り物酔いで嘔吐。。

幸いなことに被害が降りかかるのを逃れた、やまたつです。


今週はというか、最近は活動が停滞しています。

まだ始まって2ヶ月だし、焦る必要もないのですが、停滞の原因がマラウイアンだけのせいでもないから厄介。

僕のメンタルの問題もあります。

思うように物事が進まない。

言語がイマイチ(英語、トゥンブカ語、ンゴンデ語)で伝えたいことが伝えきれない。

街を歩いていると「チャンチュン!」「チャイナ」などあからさまに馬鹿にしたような感じで呼ばれる。

などなど、日々のストレスが今になって響いています。

この壁を一つ越えれば、だいぶ精神的に楽になれることと思います。

昨日は病棟の看護師と言い合いになってしまいました。

机に座ってお喋りしている時間があるなら、もう少し患者の状態をみるとかできないのか?

というと、「状態見てもやることない」「特にお金がもらえるわけでもない」「その前にペンがないから記録できない」

など、できない(もしくはやらない)理由を並べてきました。

もちろんこうゆう人たちばかりではありませんが、このときはかなりの憤りを感じました。

いろいろなことが重なっての停滞期。

このまま沈むのも、もしくは浮上するのも自分次第です。

もう一度、僕がJOCVを目指したころの原点に戻ってやり直しをしたいと思います。

いつもポジティブで、ストレスには強いと自負していましたが、ここに来て新しい自分に出会いました。

こうゆう自分も受け止めて、しっかり進んで行きたいと思います。

という、今回は反省文でした。

今後もやまたつをよろしくお願いします。


〜今回のレシピ〜
Life isn't finding about yourself, life is creating about yourself..
進むべき人生(みち)は見つけるものではなく、創り上げていくもの


7/08/2013

自分らしさ、マラウイらしさ

もともと落ち着きのない性格の僕ですが、午前中は集中して報告書を書き上げました。

そして午後はMzuzuで買ったコーヒーを片手に、別の記事(糖尿病に関するもの)を書いています。

今日はPCの前から離れられない、やまたつです。


よく耳にする言葉だと思います"自分らしさ"

「そんなに無理しないで、自分らしくしてればいいんだよ」

「焦ることないって、自分らしくいこーぜ」

"自分らしく"

このわかりやすそうに見えて、わかりにくい言葉。

僕も過去に自分らしさの追及をしたことがあります。

でも結局よくわからなかった。

いろんな人と会って話もした。

いろんな場所に行って自分を見つめてみた。

でも結局、自分はいつもココにいて。

自分は自分でしかない、という結論に至りました。

つまり"自分の意志で自分の行動を決めること"こそが自分らしさなんだと。

自分の歩いてきた人生は、自分でしか歩けない。

人からすすめられて決めたこともあったけど、重要な決定は自分で下してきた。
自分らしさは自分が決定を下した先に待っているもの。

自分が何をしたいのか、どうなりたいのかをイメージして、目標を立てて進む。
ということが大切だと思います。


さて、話をマラウイに移します。

僕がマラウイに来て3ヶ月が経ちますが、ふとマラウイらしさについて考えてみました。

マラウイは国家予算の約4割を外国からの援助で賄っています。

組織の中ではトップダウンが根強く残っているため、上司の言うことに逆らえません。

そして、大半の人たちは日々生活していくのがやっとのお金で暮らしているため、選択肢がほとんどない。

食事もバラエティーが少なく、いつも変わらないものを食べている。

こういう状況でマラウイらしさを発揮することは、難しいのではないかと思います。

これぞマラウイというものを唯一挙げるとすると"変化を望まない"ということでしょうか。

マラウイアンはとっても保守的で、新しいことに挑戦することを躊躇します。

このマインドが活動上いろんなところでブレーキとなり、なかなか物事が進みません。

いつまでも援助に頼っていくつもりなのか?

援助がもし途切れたらどうするつもりなのか?

理想ばかり掲げて、そのための行動を起こさないのは何故か?

たくさんの疑問がありますが、僕がどうこうできる問題ではないので。。

マラウイをどんな国にしたいのか。

マラウイらしさを考えて、そのための戦略を立て、予算をしっかり当ててほしいと思います。

変わらないことがマラウイらしさだと言われると、お手上げですが。。

マラウイは変わらなくても、時代はどんどん変わっています。

この先どうなることやら。

子供達の笑顔が消えることにだけは、なってほしくないです。


~今回のレシピ~
現状維持は後退の始まり。

7/07/2013

家庭の教育と5S

Mzimbaで行われていた5Sの研修から帰ってきました。

久々の任地Karongaはやっぱり暑いです、今は気温低い時期なのに。。

夏本番がかなり不安なやまたつです。


さて、改めて5Sとは何か少しだけ説明します。

1、Sort

2、Set

3、Shine

4、Standardize

5、Sustain

です。

日本語では整理、整頓、清掃、清潔、しつけといったところでしょうか。

ここで日本人の僕たちからすると、「そんなことで研修なんてあるの?」と疑問に思う方もいると思
います。

が、わざわざプロジェクトが立ち上がる程の規模でこれらのことをやっています。

途上国、特にアフリカはまだまだそういう段階なのです。

僕たちが幼稚園くらいの頃から母親や先生に言われて、自然にできることが当たり前と思っていますが、それは当たり前ではなく素晴らしいことです。

出したものは使い終わったら元の場所に戻す。

みんなが使う場所はきれいに使う。

マラウイでは大人でもこれらが難しいみたい。

もちろんマラウイだけではありませんが。。

改めて日本の家庭レベルの教育が大切なことだと気づきました。

日本の教育は古いとか、いろいろ言われていますが、時代が進むにつれて適応している部分とそうでない部分を分けて考えるべきだと思います。

昔からの教えも大切。

新しい教えも大切。

僕の同級生も最近は結婚や出産していますが、家庭の教育や家族の絆を大切にしていってほしいと思います。


今週末は先輩隊員の送別会のため首都へあがります。

僕は運営係りとしてキッチンを取り仕切ります。

誰かに作る食事は気合が入りますね。

今から楽しみです。


~今回のレシピ~
誰かを幸せにするとしたら家族から。その前に自分。


↑北の都Mzuzuの自然