6/13/2014

環境と栄養

僕の任地カロンガにもやっと"束の間の涼しい季節"がやってきました。

毎日の風が気持ちいい。

お昼寝もはかどる、やまたつです。


マラウイは幸か不幸か、開発もあまり進んでおらず、自然がいっぱいです。

首都リロングウェや南部の都市ブランタイアにはそこそこ高い建物がありますが、中都市には2階建ても珍しいくらいです。

そう、空がとっても広いんです。

もっぱら停電のときは夜空を眺めて電気の復旧を待ちます。

マラウイの良いところ、それは自然の豊かさなのです。

ですが、マラウイアンはあまり気にしていない様子。

道を歩いていると、至る所にゴミが↓
 


 
人々は歩きながら、バスに乗ってるときなど平気でゴミを外に捨てます。

なのに自分の家周辺は毎朝掃き掃除をして、きれいにしているのです。

そんなキレイ好きなマラウイアンですが、ポイ捨てはするんですね。

自分の場所以外はきれいにしなくてもいいのでしょうか?

そんなことないと僕は思います。

僕は小さい頃、親や幼稚園、学校で「ゴミはゴミ箱へ」と教わりました。

やはり小さい頃からの教育が大切なのでしょう。

と、いうことで現地の教育省スタッフと組み、環境教育の絵本を作成することにしました。

まだ始まったばかりですが、ストーリーは僕が考え、JOCV同期の環境教育隊員(フィリピン)にアドバイスをもらい、挿絵はJOCV同期のデザイン隊員(これまたフィリピン)にお願いするという、JOCV同士の国を越えた協力です。

これができるのも協力隊の強みですかね。

本を作成後は【マラウイウォームハートプロジェクト】という資金援助制度を使って印刷代を得て、マラウイ全土の学校を中心に配布できたらな、と考えています。

夢はでっかく持ちたいですね。

これは本来の栄養士との活動とは違いますが、案外繋がっているところもあるのではと思います。

良い環境から良い食材ができるから。

そんな浅はかな考えではありますが、自分のやりたいことをやっていこうと思います。

ちなみに余談ですが、以前フィリピンにいたとき、ゴミをゴミ箱へ捨てようとしたら道端のおばちゃんに怒られました。

「ゴミを拾い、道を掃除する仕事をしている人がいるんだから、ゴミはその場に捨てなさい」

「その人たちの仕事を奪うな」と。

未だに腑に落ちない部分はありますが、これも現実です。

国が変われば環境教育のあり方も変わる。

いろいろと面白くなってきました。w


~今回のレシピ~
みんなのものを、みんなで大切にすることの難しさ。。

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