今は季節の変わり目。
雨も降り始め、雨季が始まりました。
雨の後は涼しくなるカロンガから、やまたつです。
最近はやることがそこそこ多いというのもありますが、考えることが多いです。
任国へ派遣前に僕たちJOCVは二本松か駒ヶ根で約2ヶ月の派遣前訓練を受けます。
そこで言われることが"継続性を考えた活動"
つまり、2年間活動し帰国後も残るような仕組みを作ることを目標にしなくてはいけません。
確かに僕らがいないとできないことを教えてあげても帰国後は誰もやらないですよね。
で、実際に赴任してから半年が過ぎ、その間いろいろ試してはみたものの、あまり達成感がない現実。
原因は多々考えられますが、大きく分けて2つあると思います。
1、病院スタッフのやる気が乏しい。
2、僕自身の中で自分の活動に確信の持てないまま実行しているので、全力を出し切れていない。
1については僕の力じゃどうにもなりません。
人の行動を変えることはマラウイでも日本でも難しいものです。
やはり一度、自分の身に降りかかってみないと人は変われないんです。
こればかりは2年でどうこうできる問題ではないので。。
2については僕自身の問題です。
国が違う、文化が違う、食事が違う、何もかもが違う中、これだと確信を持って活動していくことは至難の業です。
ほとんどと言っていいほど、手探りと行動を同時進行しています。
僕は考えるのが苦手です。
じっと考えているよりも行動するタイプの人間です。
どんどん体当たりで突き進んでいくスタイルが自分には合っているんだと。
継続性を考えていると自分らしさを失うことに気づきました。
少しでもいい、ほんの少しだけでもいいからここマラウイに自分がいた事実を残したい。
そんな思いを内に秘めて、新たな活動を開始しました。
村でのクッキングデモンストレーション。
直接自分で村に出向いて、栄養価の高い"モリンガ"という植物を使った料理教室&栄養の話。
翻訳とお手伝いは僕の自宅のガードマン。
彼の村を主に活動先としてやっていきます。
まだ駆け出しですが、少しずつカタチになっていくように頑張ろうと思います。
2年後、こんなすごいことをやったんだ、と胸を張れる自分がいなくてもいい。
身近な人に少しでも影響を与えられたら自分としては合格かな。
記録に残ることはもちろん大切ですが、僕は"記憶に残る"活動をしていきたいと思います。
僕のガードマンの娘↓とってもシャイな女の子。いつまでもこうゆう子が笑顔の絶やさない国になっていきますように。
~今回のレシピ~
幸せはバトンリレー。自分の手が届く範囲の人に幸せを配ることから始める。
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