4/18/2013

カントリーツアー

マラウイ生活ももうすぐ1ヶ月が経とうとしています。

満員を通り越してミニバス(ただのワゴン)に20人乗ってきても動じなくなりました。

場所は変われど、自分のペースを守って生きています、やまたつです。

今週の初めからカントリーツアーと称して、自分の任地へご挨拶に行ってきました。

僕の任地はマラウイの最北端、カロンガというところにあるカロンガ県病院です。

マラウイは標高が高いため、比較的涼しいのですが、カロンガはマラウイ湖に近いため標高が低く、暑いです。

年中半袖でいけるみたいですよ。

そしてマラウイは乏しい食文化で有名ですが、カロンガはタンザニア国境が近いため、美味いタンザニア料理が入ってきていて、とっても楽しみが豊富です。


さてさて、そんなカロンガにも唯一の欠点があります。

首都リロングウェから約600kmと果てしなく遠いのです。

夜間の移動はJICAから禁止されているので、カロンガへ行くには途中のムズズという街で1泊していかなくてはなりません。

ということで往復4日かかるわけです。

リロングウェ~ムズズはAXAという高速バスで約5時間、ムズズ~カロンガは超満員のミニバスで5~6時間です。

結論から言います。

かなりしんどいです。

公務以外ではほとんど首都に上がる事はないでしょう。。


今回の任地訪問は偶然にも僕の誕生日と日程がかぶっていて、誰にも祝われないんだろうと思っていました。

が、前任の方が僕の誕生日を知っていて、職場の同僚たちに呼びかけてくれ、サプライズケーキまでくれて祝ってくれました。

まだ僕の自己紹介もしていないうちからのサプライズに、僕は全く言葉がでませんでした。

僕は前任者の方をはじめ、職場のカウンターパート、その他同僚に本当に恵まれていると思います。

これから2年間いろんな苦労もあるだろうけど、この病院、またカロンガ地域、そしてマラウイのために僕の持ってる力を存分に発揮して貢献したいと心から思いました。

病院を1日見学しましたが、問題点がたくさん見えてきました。

低栄養児を扱う病棟ではミルクを作る部屋が汚すぎて、ゴキブリや小さいアリがうようよ。。

結核病棟は壁一枚で区切られていて、扉はほぼ開けっ放し。

院内感染で亡くなる人もちらほらいるみたいですが、原因がわからず処理される始末。

どうやらマラウイでは責任の所在というものが追求されない社会のようです。


自宅も見てきました。

広さ、ロケーションともに申し分ないところです。

写真も撮ったのですが、僕のiphoneがトラブルに巻き込まれたため写真がアップできません。

赴任したらデジカメで改めてアップしますね。

ただ、夏場は相当暑いみたいで、湿気も多いんだとか。

厳しい戦いになりそうです。

さて今週は引越しの荷物を買い揃え、来週から再び現地語訓練を1週間やって5月のはじめに赴任します。

英語、トゥンブカ語ともにまだまだ課題は山積みです。

Yewo chomene♪


~今回のレシピ~
お祝いは誰かのためにするものだけど、なんだか自分まで幸せな気持ちになる。

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