6/18/2014

交通事故と死のリスク

どうも、やまたつです。

任地カロンガから首都リロングウェに上京するとき、いつも2日かけてあがっています。

JICAルールで夜間の移動は禁止されているので、距離とバスの出発時刻の関係上、中継都市で一泊しなくてはいけません。

昨日、その中継都市へ行く途中、いつもミニバス(日本のワゴンみたいな車)を使っていましたが、これがいつもなかなか発車しません。

お客をギュウギュウ詰めにしてからでないと発車しないため、いつも数時間待たされます。

ですが、今回新しく大型バスで12:30ちょうどに発車するバスができたことを知り、さっそく利用してみました。

AXAというバス会社が運航しているのですが、これが本当にオンタイム出発したのでかなり上機嫌でした。

ここマラウイでオンタイムって素晴らし過ぎなんです。

日本では当たり前のことですが。。

しかし、このバスのドライバー、結構スピード出して走るので危ないなーと思っていました。

僕らJOCVが"死の坂"と呼んでいる山道がかなり不安でしたが、なんとか越えることができ、ほっとしているのも束の間でした。

また軽い上り坂に差し掛かったところ、左カーブ手前に大型トラックが停車していたにもかかわらず、スピードを緩めることなく進み、そこへ対向車(大型バス)が接近。

どう考えても停車しているトラックと対向車の間に、僕の乗っている大型バスが通れる隙間はなく、運転手がブレーキをかけたが停車することもできず。。

左右のフロントどちらかは確実に衝突すると覚悟しました。

案の定、左前方を停車しているトラックと衝突↓
 


緊急停止しました。

幸いなことに死人もけが人もなく、よかったと思います。

しかし、ここからがバス会社AXAの最悪な対応の幕開けでした。

まず、事故を起こした張本人のドライバーは自分だけさっさと外へ出て、どこかへ行ってしまい、残っていた助手は乗客に謝罪もない始末。

その後どうするか事務所との連絡に忙しいとのこと。

まずは謝罪すべきだと思いました。

すると、現在ムズズ(中継都市)よりバスが向かっていて17時には到着予定とのこと。

事故が起こったのが15時だから、まぁ妥当な時間。

約2時間の待機をさせられることに。

しばらくして警察が到着、現場検証した結果、これは予測できなかった事故として処理する見通しになった様子。

いやいや、完全に予測可能だったと思います。

上り坂カーブ手前でスピードを緩めないことが事故の原因なのに、警察もドライバーもこれは予測不可能なことだと。

ドライバーは何の罪にも問われることなく、警察は帰っていきました。

いつもそう、マラウイでは過失を認めないし、追求もされない。

それじゃいつまでたっても進歩しないって気付かないのか。

馴れ合いになって、問題が問題と認識されず、同じことを繰り返す。

まさに負の連鎖です。

そして、ムズズから向かっているというバスも一向に来る気配がなく、僕を含め同乗していた他の隊員とミニバスに乗り換えることにしました。

AXAバスの助手にここからムズズまでの料金を返してくれと言いましたが、MK1500のうち何故かMK1000しか返金できないとのこと。

もう僕たちの常識は全く通じず、議論すらできないので、結局MK1000をもぎ取りミニバスに乗り換えました。

乗り換えたのが17時過ぎ、そこから1時間ほど道中進むと、やっとムズズから来たAXAバスとすれ違い、マラウイアンの言ってることが本当に信じられなくなりました。

今来てるって言ってたじゃん。。

もうこの国にいると何が正しいのか、本当にわからなくなります。

この事故をきっかけに、マラウイがいつまでも発展せずに、周辺国から取り残されていることも分かった気がします。

どうなるんだか、この国の未来。
 


とりあえず、僕は無事です。

絶対に生きて帰国します。

この国で死にたくない!

でも、本当にいつ死ぬかなんてわからないから、日々精一杯に生きるしかないと実感しました。


~今回のレシピ~
死ぬときは死ぬ、死ぬ前の準備を怠らない

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6/13/2014

環境と栄養

僕の任地カロンガにもやっと"束の間の涼しい季節"がやってきました。

毎日の風が気持ちいい。

お昼寝もはかどる、やまたつです。


マラウイは幸か不幸か、開発もあまり進んでおらず、自然がいっぱいです。

首都リロングウェや南部の都市ブランタイアにはそこそこ高い建物がありますが、中都市には2階建ても珍しいくらいです。

そう、空がとっても広いんです。

もっぱら停電のときは夜空を眺めて電気の復旧を待ちます。

マラウイの良いところ、それは自然の豊かさなのです。

ですが、マラウイアンはあまり気にしていない様子。

道を歩いていると、至る所にゴミが↓
 


 
人々は歩きながら、バスに乗ってるときなど平気でゴミを外に捨てます。

なのに自分の家周辺は毎朝掃き掃除をして、きれいにしているのです。

そんなキレイ好きなマラウイアンですが、ポイ捨てはするんですね。

自分の場所以外はきれいにしなくてもいいのでしょうか?

そんなことないと僕は思います。

僕は小さい頃、親や幼稚園、学校で「ゴミはゴミ箱へ」と教わりました。

やはり小さい頃からの教育が大切なのでしょう。

と、いうことで現地の教育省スタッフと組み、環境教育の絵本を作成することにしました。

まだ始まったばかりですが、ストーリーは僕が考え、JOCV同期の環境教育隊員(フィリピン)にアドバイスをもらい、挿絵はJOCV同期のデザイン隊員(これまたフィリピン)にお願いするという、JOCV同士の国を越えた協力です。

これができるのも協力隊の強みですかね。

本を作成後は【マラウイウォームハートプロジェクト】という資金援助制度を使って印刷代を得て、マラウイ全土の学校を中心に配布できたらな、と考えています。

夢はでっかく持ちたいですね。

これは本来の栄養士との活動とは違いますが、案外繋がっているところもあるのではと思います。

良い環境から良い食材ができるから。

そんな浅はかな考えではありますが、自分のやりたいことをやっていこうと思います。

ちなみに余談ですが、以前フィリピンにいたとき、ゴミをゴミ箱へ捨てようとしたら道端のおばちゃんに怒られました。

「ゴミを拾い、道を掃除する仕事をしている人がいるんだから、ゴミはその場に捨てなさい」

「その人たちの仕事を奪うな」と。

未だに腑に落ちない部分はありますが、これも現実です。

国が変われば環境教育のあり方も変わる。

いろいろと面白くなってきました。w


~今回のレシピ~
みんなのものを、みんなで大切にすることの難しさ。。

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