10/26/2013

新たな試み

熱帯夜の連続で寝苦しい日が続いています。

最近は氷を抱いて寝ている、やまたつです。


さて、以前から準備していた"治療食プロジェクト"を来月から本格始動します。

ほんとは今月からのはずが、JICAからの現地業務費の申請がなかなか下りなかったり、僕が任地を離れていたりしていたので遅れてしまいました。

が、無事に現地業務費の申請も通り、キッチン器具を買い揃え、今月はトレーニング期間です。

ちなみに、現地業務費とは、JICAの支援のひとつで、自分の活動範囲でどうしても費用が必要な場合、見積書や申請書、正当な理由と推測される効果などなどを書いてJICAからもらう資金のことです。

JICAもなかなかシビアなので、簡単に申請が通るワケではありませんが、なんとか許可を得ることができました。

これらが今回買ったキッチン器具↓



ホットプレート、鍋×3、レードル×3、ナイフセットです。

日本円で約1万円くらいの買い物ですが、マラウイではかなり高価な品です。

そして、みんなが同じものを作れるように、クッキングデモンストレーションを開催↓




スタッフ数名にあらかじめ作り方を説明しておいたので、当日はスタッフ同士が学びあう場となりました。

僕はほぼノータッチです。

クッキングデモンストレーションが終わると、今度は病棟へ行き、治療食の説明を各病棟にしました。

これもキッチンのスタッフからナースに説明するという形なので、僕はノータッチ。

病棟の掲示板に治療食のメニュー表を張っているところ↓


もちろん事前にキッチンスタッフには僕から詳しく説明してあります。

僕の活動はほぼ裏方です。

よっぽどのことがない限り、表舞台には立ちません。

もちろん、自分の性格上、表舞台の方が好きですが、ここで表舞台に立ちすぎると僕が帰国した後に継続されません。

あくまでボランティア。

彼らのやりたいことは全力でサポートしますし、新しい提案もします。

しかし、強制はしません。

結局、僕は外国人なので、マラウイにはマラウイの文化や事情を越えられません。

2年でできることは本当に限られています。

実際、この治療食もあるキッチンスタッフからやりたいと意見があったので、サポートしていますが、全スタッフの足並みが揃っているかどうかは、現時点ではわかりません。

治療食は、当たり前ですが手間がかかります。

でも彼らの給料が増えるわけではありません。

全員の足並みを揃えないとこのプロジェクトは続かないでしょう。

もちろん病棟も含めて。

今後はコレが大きな課題になりそうです。

まずは"継続"を目標にして、頑張っていきたいと思います。


~今回のレシピ~
居心地の良いところでは自分を変えることができない。変化を求めるなら自分を居心地の悪いところへ。

10/15/2013

タイムスリップ

10月の暑さが本格化してきています。

日差しに優しさがなくなり、ジリジリくるようになりました。

熱中症対策に本腰を入れ始めた、やまたつです。


JOCVマラウイ隊の中では"マラウイは50年前の日本みたい"という言葉が行き交います。

その根拠としては以下の通り。

1、男性主義の社会構造

2、TVへの憧れ(DVDショップとかで子供や大人がこぞって見てる)

3、一般家庭に3種の神器(TV、冷蔵庫、洗濯機)がない

などなど、もしかしたら50年前の日本より状況は昔かもしれません。

が、僕の任地カロンガにはもっと古いものも存在します。

カロンガに限らず、湖沿いの街にはあると思いますが、コレ↓


何に見えます?

丸太をくり抜いて作った船。

こいつで漁に出るわけです。

手漕ぎです。

僕の記憶が正しければ、コレは歴史の教科書で縄文時代のときに使われてたものではないでしょうか。

マラウイでの漁は、基本コレです。

モーターボートなんてあるとは思いますが、見たことがありません。

よく浸水しているようですが、何とかなっているのでしょう。

JICAがNGを出しているので、僕らは泳ぐことができませんが、できることなら一度漁に同行したいものです。

古き良き時代のものがこの国にはまだたくさんあります。

また紹介しますね。

最近は空気が澄んでいて、湖の向こう側にタンザニアが見えます。


毎朝、湖を眺めながらのヨガを始めてみました。

すっきり満点のスタートは格別に気持ちがいいです。

病もすっかり完治したので、また活動がんばっていきますよ。


~今回のレシピ~
隣の芝は青く見えるが、忘れてはいけない、自分の芝はこれからもっと青くできる。