4/25/2014

医龍4を見て思うこと

中間報告を終えて任地に帰ってきました。

首都では僕の誕生日パーティーもしてもらい、27歳最高のスタートを切った、やまたつです。


今月、元jocvでマラウイに来ていた先輩隊員が大学院の研究の一環で、再びマラウイに来てくれました。

その時に日本のドラマやその他ドキュメンタリー番組などのデータをもらいました。

これはjocvでよくあることです。

たまには日本の番組を見たくなるんです。

さすが先輩わかっている!

その中に医龍4があり、休日使って見てしまいました。

そして思ったこと、やっぱり病院ってこうだよなーって。

患者の検査ができて、薬の処方や治療ができる。

オペができて、病気が治る。

入院患者と向き合い、良い関係を築く。

僕は2年間、総合病院の栄養士として働いていた頃を思い出します。

あの病院は本当に忙しかったけど、自分の成長が感じられて楽しかった。

入職9か月で栄養指導を任されたり、1年過ぎたころには整形・小児科病棟の栄養管理を任された。

まだ新人の栄養士だったので不安はありました、上司に背中を押され、先輩たちに支えられて頑張ることができました。

途中で腎臓内科の担当に変わったときは、本当に自分に務まるのかと思っていましたが、先輩の「大丈夫。わからないことあったらいつでも聞いてね。」という言葉を受けて、やっていくことができました。

確かに、まだ栄養士2年目で腎臓内科はかなりハードルが高かったですが、できないと言わなくて良かったと思っています。

知識は自分で勉強して蓄えればいい。

本当に大切なのは経験すること。

当時の僕が患者さんにできることは、とにかく病棟へ行き患者さんと話すこと。

患者さんのQOLを考えて、何が食べられるか、何が好きか、どうしたら栄養状態が改善できるか。

栄養管理計画を立てては実行し、経過を観察する。

自分の目で。

電子カルテだったので、医者や看護師がそれぞれ書き込み、栄養室にいても患者情報を取ることはできましたが、目に見える変化はやっぱり自分で見ないとわかりません。

あと、他人からの情報にはどうしても何らかのバイアスがかかります。

そういうケアを提供できたのも同僚の助けや他職種との連携があったり、医療機器や医療制度がしっかりしていたおかげだと。

今、改めて日本はすごいです。

もちろん医療費やその他問題は多々あるとは思いますが。。

マラウイでは患者さんと向き合うことができても、適切な治療が提供できないことの方が多くあります。

経過観察も難しく、他職種の連携もほとんどありません。

患者のQOLを考えて働いている医療者はごくわずかしかいません。

"医療者は患者よりも立場が上"というのがマラウイの現状です。

医龍4を見ていて、患者のQOLを考えたケアが懐かしく思いました。

帰国後はどういう進路を歩むかまだ模索中ですが、病院栄養士というのも悪くないなと思いました。

もし、あの病院でまた働けるなら。

自分のやりたいこと、挑戦したいことができて、それを支えてくれる人たちが揃っていたあの環境ならもう一度、病院栄養士をやってみたいと思います。

まぁ、何はともあれ、あと1年は全力で駆け抜けていきます。

僕にしかできない活動を全力で。


~今回のレシピ~
協力してあげられる人になる、協力してもらえる人になる。


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4/13/2014

伝統医療というもの

中間報告を控えていながらも、行動力は衰えません。

発表資料は作ったし、準備はそこそこ万端!

今は新プロジェクトに精一杯の、やまたつです。


さて、その新プロジェクトですが、何かというと。。

Traditional Medicineの知識を習得し、村の人々に広めること。

言ってしまうと伝統医療の道を極めるというものです。

なぜかって?

村では伝統医を信じる人々が未だに多くいます。

それもそのはず。

病院に行っても自分の症状の原因がわからないまま薬を処方されて、帰される。

薬を飲み続けても症状は良くならない。

また病院に行くが、大した治療もされず、同じ薬をもらう。

こんなことの繰り返しでは良くなるわけではありません。

だから人々は村の伝統医のところへ足を運び、治療を受けるのです。

伝統医たちは親身に話を聞いてくれるそうです。

そして、薬草の処方やその他様々な治療を施してくれるのだとか。

今日、その治療のひとつを見学することができました。

患者は銀行に勤めるエリート。

自分の身に何らかの危険が迫っているのか、家と自身を守る施術を依頼しに来たのだそう。

さっそくDr Kayange氏の施術がスタート。

まずは怪しい黒い粉(何かの植物らしい)と同じく怪しいオイル(これも植物由来)を混ぜ合わせて薬を作ります↓
 


 
その後、彼の関節あたりに軽く切り口を作り↓
 

グローブするところは合格ですね、病院ではたまに看護師がグローブしていないこともありますので。。
 
 
足首や膝、肘や首にも。。
 

 
最後に怪しい薬を刷り込んでいく↓
 

 
なんとも怪しい施術。。

この後、1日洗ってはいけないのだそう。

体内に薬の効果を浸透させて、次の日に洗い流して完了みたいです。

これで、誰も彼を傷つけられなくなるのだそうです。

ホントかと疑ってしまう施術。

未だにマラウイはこうゆうのを信じている人が多くいます。

村だけでなく都市にも。

ちなみに僕はこうゆうのをやるのではなく、自然から採れるハーブや薬草、樹木や根を使って薬を作ることを学びます。

北部州伝統医協会にも正式に入会できることになりました。

すべてはマラウイアンのため。

彼らが信じるものを僕も信じてみようと思います。

だって、僕はマラウイにいるんだから。
 
 
北部州伝統医協会の会長Dr Kayange氏と↓
 

 

~今回のレシピ~
百聞は一見に如かず、百見は一体験に如かず


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